外国人留学生への待遇が厚いと言われている…

外国人留学生制度について

 

外国人留学生の待遇について、こんなツイートに目が止まりました。

 

 

 

この言葉を額面通りに受け止めると、日本人としては当然納得できません。

 

「自国民よりもなぜ外国人のほうが優遇されなければならないの?」という疑問がわいてくるのも自然でしょう。

 

外国人留学生の待遇を巡っては、さまざまな意見がありますが、この記事では何が問題で、なぜ「納得できない」という声が大きくなったのか、その理由についてまとめてみました。

 


待遇が良いと言われているのは国費外国人留学生制度のこと

国費外国人留学生制度とは、文部科学省が実施している、外国人留学生受け入れ制度のことです。

 

この制度は、外国人に日本を理解してもらうことをはじめ、留学生の出身国との友好関係を構築したり、学んだ技術を国の発展に活かしたりすることを目的としています。文部科学省によりますと、令和元年の国費留学生は、9,220人。国別に見ると、中国人留学生が最も多く、次にインドネシア、タイ、ベトナムと続きます。日本が受け入れている国費外国人留学生は、おもにアジアの国から来ていることがわかりますね。

 

参考 参考:国費外国人留学生の受入人数について:文部科学省

 

 

 

 

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国費外国人留学生制度ば物議を醸すのはなぜ?

国費外国人留学制度は1954年に設立された、歴史のある制度です。近年、この制度が物議を醸すようになったのはなぜでしょうか。

 

個人的な見解ですが、日本人にとってプラスになる制度とは言えないからだと思います。

 

Ezakzakの国費で留学生受け入れ本当に必要? 自民党・小野田紀美議員が激白! 「日本人の学生にこそ国費を投じて…世界で戦える人材に」という記事は、制度について疑問を呈しています。主な疑問をまとめると以下のようになります。

  • 母国の発展に貢献することは、国費外国人留学制度の目的のひとつになのに、大学を修了しても、日本に残る学生が約半数いる。
  • 日本と母国の友好関係を築くことが目的のひとつなのに、日本に対して好感を持つ学生の割合が低い(公益財団法人「新聞通信調査会」の調査(2016年)で、日本に好意的な感情を抱いていると答えた韓国人留学生と中国人留学生は、30%程度に留まっている)。
  • 日本人学生が受給する返済不要の奨学金は月2~4万円で、国費外国人留学生は月額14万円強(プラス渡航費なども支給される)と、かなり差がある。

 

私がイギリスに留学したときの大学の授業料は、イギリス国民の3倍でした。「自国民は優遇されてていいなあ」と思いましたが、これが、普通ではないでしょうか。

 

国費外国人留学生の奨学金が高額なのは、勉強に専念してもらうためというのが理由で、奨学金と言うよりも、給与という意味合いが強いようです(国費外国人留学生のバイトは禁じられています)。

 

こうした理由があるものの、外国人が自国民よりも待遇されるというのは、どう考えてもおかしな話です。

日本人として制度に納得できない理由

日本の学生が奨学金の返済に苦しんでいる一方、外国人留学生は厚遇を受けている。

 

これが最も納得できない点ではないでしょうか。

 

文部科学省によりますと、令和元年の外国人留学生の数は、312,214人で、そのうち国費外国人の割合は、留学生全体の3%ほど。

 

高待遇を受けている外国人留学生は、全体のごく僅かだ、という声もありますが、国費外国人留学生にかかる費用は、年間180億円以上です。一所懸命働いて税金を納めている側としては、無視できない数字ではないでしょうか。

 

9,000人の学生に奨学金を支給するとして、ざっと計算しても、1人あたり年間200万円の費用がかかっているわけです。多くの日本人学生が苦しんでいる現状を考えたら、やっぱり納得できません。

 

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「留学生だって苦しいんだ」そこまでして留学する必要がある?

東京福祉大が受け入れた、およそ1,600人もの留学生が行方不明になったことが過去にありました。こういうニュースを聞くと、ますます外国人留学を受け入れることに、嫌悪感を抱くかもしれません。

 

行方不明になった=初めから日本に入国することだけが目的なのでは?と不安がよぎりますが、すべての学生がそう、というわけではないようです。

 

学業そっちのけでバイトに明け暮れる外国人留学生も多います。しかし、その反対に、受け入れる側のカリキュラムがずさんで、授業についていけないなど、学ぶ気持ちがあって留学したものの、途中でドロップアウトした学生も少なくありません。

 

 

いずれにしても、生活できないから働く。それだったら、日本に留学する意味はないのではないでしょうか?留学する側も、受け入れる側にも課題を残す留学制度は、もっと規制したほうがいいのでは、と思うのです。

 

外国人労働力を借りようとするのは考え直したほうが良いのでは

政府は労働力を確保するために、外国人を積極的に受け入れる姿勢を見せています。平成26年に始まった「日本再興戦略」では、外国人留学生の就職率を3~5割にすることを目標にしています。また、「留学生30万人計画」からもわかるように、政府レベルでは、外国人留学生の受け入れに積極的です。

 

確かに日本人の人口が減り、将来さまざまな問題が持ち上がるのは分かっています。だからといって日本人に頼らず、外国人に頼るというのはどうでしょうか。外国人の労働力を積極的に確保しようとする姿勢が、外国人留学制度の目的と矛盾し、結果的に、外国人留学生の厚遇や、外国人の不法滞在といった問題を引き起こすのだと思います。

 

ここで、外国人労働者が増えることで起こると予測される、労働問題について考えてみましょう。

 

就職競争率が上がる

特に高等教育を受けた留学生が日本に残って就職する場合、条件の良い就職先を巡って、日本人学生の強力なライバルになりうることもあります。

 

就職先がありあまっているというのならまだしも、不景気で就職が難しい時期は、どうでしょうか。外国人留学生が日本に残ることは、就職難に拍車をかける恐れがあるのです。

 

 

労働賃金の値崩れを起こす

これは、さんが指摘したことですが、外国人労働者が増えると、低賃金化する恐れがあります。

 

 

日本よりもGDPが低い国から来た留学生は、低賃金でも働きます。
そうすると、その職種の労働賃金が値崩れを起こし、低賃金があたりまえとして定着してしまうことが、大いに考えられます。

 

日本人はそんな時給で働かないから、雇用者はどんどん外国人労働者を雇うようになると、労働環境は悪化するでしょう。

 

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税金は、国益のために使って欲しい!

外国人を待遇するために、お金を使うなら、少しでも将来のある日本の若者に投資したほうが、良いのではできないのでしょうか。

 

自国民を優遇することは差別ではなく、むしろ国として当たり前のことだと思います。外国に住んでいて痛感しますが、国民は外国人よりもさまざまな面で優遇されています。自国民に負担を強いて、外国人を優遇するのは、おかしいです。

 

現時点で、外国人留学制度について問題が出ているわけですから、これまでの制度を見直す必要があるのではないでしょうか。

 

日本には日本の文化があります。そして、外国人には外国人特有の価値観があります。日本を訪れる外国人に文化を理解してもらうよりも、日本人に日本の文化を伝えるほうがたやすいですし、将来日本のために働き、日本と世界の架け橋になってくれる人材として期待が持てます。

 

ひとりでも多くの学生が、夢をかなえるチャンスを掴めるような社会になってほしいと思います。